セキレイ|実習用資料

WinSCPでファイルを転送しよう

WindowsパソコンからLinuxサーバーへ、HTMLファイルを安全に送ってみます。

この実習のゴール
WinSCPでサーバーに接続し、自分の public_html フォルダーへHTMLファイルを転送して、ブラウザーで表示を確認します。

1. 用語を簡単に確認

WinSCPWindowsからサーバーへファイルを送ったり、受け取ったりするソフトです。
SSHネットワーク経由で別のコンピューターに安全に接続し、遠隔操作する仕組みです。
SFTPSSHの仕組みを利用してファイルを転送する方式です。
サーバーこの実習では、ファイルを受け取り、Webページを公開する Raspberry Pi を指します。

今回はWinSCPの画面操作を中心に学びます。SCPコマンドやLinuxの詳しい仕組みは、必要に応じて後で学びます。

2. 接続情報を確認する

接続先のIPアドレスは、実習場所やネットワークの変更により変わることがあります。下の欄は、この資料を使う環境に合わせて書き換えてください。

WinSCPに入力する値

ファイルプロトコルSFTP
ホスト名192.168.1.67
ポート番号22
ユーザー名user01
パスワード実習で指定された、そのユーザーのパスワード
注意:IPアドレスは記入例です。接続できない場合は、講師に現在のIPアドレスを確認してください。パスワードはこの資料に書き込まず、他人に見せないでください。

3. WinSCPで接続する

  1. WindowsでWinSCPを起動します。
  2. ログイン画面で、ファイルプロトコルを SFTP にします。
  3. ホスト名にサーバーのIPアドレス、ポート番号に 22、ユーザー名とパスワードを入力します。
  4. 「ログイン」を押します。
  5. 初回にサーバーのホスト鍵について確認が出た場合は、接続先が講師の案内したサーバーであることを確認してから進みます。不明な場合は講師に確認してください。
画面の見方
一般的に、左側がWindowsパソコン、右側がサーバーです。左から右へファイルをドラッグすると、サーバーへコピーできます。

初回接続時の画面やボタンの位置は、WinSCPのバージョンによって多少異なることがあります。

4. HTMLファイルを転送する

  1. 左側(Windows)で、転送したいHTMLファイルが保存されているフォルダーを開きます。
  2. 右側(サーバー)で、自分のホームディレクトリを開きます。
  3. 右側で public_html フォルダーを開きます。
  4. 左側のHTMLファイルを右側へドラッグします。確認画面が出たら、転送先を確認して実行します。
  5. 右側にファイル名が表示されれば、転送できています。
転送先の例
/home/user01/public_html/index.html
ユーザー名が user02 なら、通常は /home/user02/public_html/ が自分の公開用フォルダーです。
注意:ほかのユーザーのホームディレクトリやファイルを変更しないでください。自分のフォルダーだけを操作します。

5. ブラウザーで確認する

転送したファイルをWebブラウザーで開きます。次のURLのサーバーIPアドレスとユーザー名は、自分の環境に合わせて置き換えてください。

http://192.168.1.67/~user01/

ページが表示されたら成功です。変更が見えない場合は、ファイル名と転送先を確認し、ブラウザーを再読み込みしてください。

6. うまくいかないとき

接続できないIPアドレス、Wi-Fi/LAN接続、ユーザー名、パスワードを確認します。サーバーが起動しているか講師に確認します。
ログインできないユーザー名の入力ミスやパスワードの大文字・小文字を確認します。
ページが表示されないファイルが自分の public_html にあるか、ファイル名が正しいかを確認します。
接続時の警告が出た内容が分からないときは、自己判断で進めず講師に確認します。
今日のまとめ
WinSCPでSFTP接続 → HTMLファイルを転送 → ブラウザーで表示確認。自分のパソコンからサーバーへファイルが届く流れを体験できました。