Excelで箱ひげ図を作成する教材

1. 概要と学習目標

箱ひげ図は、データのばらつきや分布、外れ値を視覚的に把握するための統計グラフです。本教材では、生徒の得点データを例に、Excelで箱ひげ図を作成する流れを学びます。構成は以下の通りです: (1) 元データの確認、(2) Excel関数を使った統計量の計算(MIN, QUARTILE.EXC, MEDIAN, MAX, AVERAGE)、(3) 箱ひげ図の作成、(4) よくあるエラーへの対処、です。

注意: 本教材はExcel準拠(QUARTILE.EXC)で計算しています。Pythonのpandasや他の統計ソフトでは四分位点の定義や計算方法が異なり、Q1やQ3の値が変わることがあります。特にpandasではデフォルトでinclusive='both'方式(ExcelのQUARTILE.INCに近い)が使われるため、Excel結果と一致しない場合があります。受講生は使用ツールごとの差異に注意してください。

2. 元データ(得点表)

得点データ
生徒科目1科目2科目3科目4科目5科目6科目7科目8科目9
A675289729645584283
B819855756082706672

3. 統計量の計算(Excel関数)

統計量の計算結果
統計量AB
最小値4255
Q152.0066.00
中央値(Q2)67.0072.00
Q383.0081.00
最大値9698
平均値67.1173.22

4. Excelで箱ひげ図を作る手順

  1. データを縦持ち形式に変換(生徒, 科目, 得点)。
  2. 全データを選択し、[挿入] → [統計グラフ] → [箱ひげ図] を選択。
  3. 縦軸が 0.0〜1.0 の場合、軸の最小値/最大値を 0〜100 に手動設定。
  4. 凡例・色・ラベルを調整して完成。

5. よくあるエラーと対処

6. LibreOffice Calcでの対応